もうだまっちょれん! 選挙で変えよう! 1区  

  いま、コロナ禍の中で市民は苦しんでいます。その市民のうめき声に菅政権は応えてくれません。安倍政権から続く強権政治、権力の私物化、説明しない政治はひどくなるばかりです。政治への不満や怒りは、頂点に達しています。しかし、その一方で、誰がやっても同じ、野党もあてにならない、選挙に行っても変わらない、と思っている人がたくさんいます。

 でも、それでは政治は変わりません。くらしも平和も、さらに危なくなります。

 4月下旬の北海道、長野、広島の3つの国政選挙では、すべて野党統一候補が当選しました。野党が力を合わせれば選挙に勝てる、ということが証明されました。ひとりひとりが投票することで、政権を変えることができるのです。

 市民連合は、いま、野党に対して求めています。ーーー野党は力を合わせて、国民に選択肢を示してほしい、今の政治を変える希望の持てる政策を。そのために、市民連合は、私たちが考えた政策の柱を野党に提案しています。それは、ひとりひとりの命と尊厳と地球環境が大切にされ、働く人に人間らしい生活を保障する社会を実現するものです。野党がそれぞれの党の違いを認め合いながら、一致できる政策です。

 山口県でも、市民連合は、衆議院4つの選挙区すべてで野党統一候補を擁立するよう、各党に働きかけてきました。率直な協議を続けた結果、その実現は、あと一歩のところまで進んでいます。今後、しっかりとした野党共闘を実現するためには、何よりも市民の力が必要です。

 こうしたとりくみの一環として、5月に県内で市民と野党と立候補予定者との合同街宣を行います。もうだまっちょれん、あきらめないで、市民の力でまともな政治に変えよう、選挙で変えよう、のメッセージを多くの県民に伝えたいと思います。ぜひ、御協力をお願いします。

                             市民連合@やまぐち 共同代表一同

 市民連合@やまぐち共同代表の那須正幹さん(児童文学作家)は、この街宣後の2021年7月22日に逝去されました。長年にわたる平和活動と、「市民と野党の共闘」のために、市民の先頭に立たれて献身的に活動されました。敬意と感謝の気持ちををこめて、心よりご冥福をお祈りします。