総選挙での野党共闘をめざす 市民連合@やまぐちの活動の現状と方向性について

(市民連合@やまぐちの賛同者のみなさんへ)

2020年7月20日
市民連合@やまぐち
共同代表一同

 新型コロナウイルス感染が長期化し、市民生活への影響への懸念が強まっています。ウソとごまかしで民主主義を踏みにじるとともに、コロナ禍を深刻化させている安倍内閣に、もうこれ以上、市民のいのちと暮らしと平和を委ねることができません。次の総選挙では、市民と野党の共同の力で、まともな政権をつくらなければなりません。選挙の時期は不透明ですが、年内に実施されても対応できる準備をすすめる必要があります。
 この間、コロナ対策の諸施策や検察庁法改正問題、そしてイージス・アショア配備の問題で、市民の声と運動が政治を動かす力になることが証明されています。この力をぜひ国政選挙でも発揮しましょう。

 市民連合@やまぐちは、2月の総会以降、総選挙における県内すべての選挙区での野党統一候補擁立をめざして、継続的に役員会議を開くとともに、県内野党との協議を続けています(2月、3月、5月に実施、7月にも予定)。
 この中で、市民連合と野党との間では、1区から4区まですべての選挙区で野党統一候補をめざすということが確認されています。
 そして、1区大内一也さん(国民民主党)、2区松田一志さん(日本共産党)、3区坂本史子さん(立憲民主党)については、まだ正式決定には至っていないものの、野党統一候補とする方向となっており、すでに、街頭宣伝などでは行動を共にしています。
 4区については、野党からは、れいわ新選組の竹村かつしさんが立候補表明しています。市民連合は、野党代表者と共に竹村さんとの懇談を行うなど、野党統一候補にふさわしいかどうか、検討をすすめています。れいわ新選組が党の方針として野党共闘の立場に立っているのかの確認や、消費税などをめぐって統一政策がつくれるかといった検討課題が残っていますが、ひき続き、中央段階での野党各党の動向をふまえて、協議を継続することになっています。

 以上のようなこれまでのとりくみをふまえて、役員会議としては、次のような基本姿勢でとりくもうと考えています。
・ 1区、2区、3区については、正式決定には至っていないものの、各地で野党候補者と連携しながら、総選挙に向けて県民の世論を高める諸活動を旺盛にすすめるようよびかける。
・ 4区についても、他に野党からの立候補がない現状をふまえて、竹村さんを統一候補とする方向での協議と調整をすすめていく。
・ あわせて、昨年の参院選での「共通政策」「山口県独自政策」をより新しく豊かなものにした政策づくりをする。

 市民連合@やまぐちの賛同者のみなさんからの御意見をお寄せ下さい。