山口県知事選挙が終りました。熊野ゆずる候補支援のために、奮闘頂いた皆さんに、選対本部長として、また共同代表の一人として、心から感謝申し上げます。
結果は大変に残念に思いますが、市民と護憲野党との共闘により、多くの方々の熱い思いが結集できた選挙でした。山口県での市民運動にとっても、大きな前進であり、未来を切り開くうえでの画期的な出来事でした。
私は昨日、選挙結果を踏まえ、これは私たちの県政を手にするために、生みの苦しみを経験しているのだと、申し上げました。すでに新しい平和と民主主義の種が一昨年の参議院選挙で撒かれ、昨年の衆議院選挙で芽を出し、そして今回の知事選挙で一葉をつけたと思います。これからは皆さんの力で水やりを欠かさない事、そして皆でその成長を確り見守って欲しい、と思います。
保守という厚い岩盤の存在を、またまた思い知らされたかも知れませんが、岩盤が厚ければ厚いほど、私たちの結集力がその威力を発揮できる機会ともなります。決して怯むことなく、これを奇禍として市民運動を一層拡げていきましよう。
私から熊野さんへバトンが渡され、さらに、そのバトンを受け継ぐ市民運動家も皆さんの御力で発掘し、育てていくことも大事な取り組みとなります。皆さん自身のなかから市町や県政の、そして国政の場で活躍できる人を是非に探してください。来年(2019年)は参議院選挙の年です。私も推薦したい方が何人かおられます。そのために今から準備していくことも、市民運動発展の大きなチャンスとなります。この間、本当に御苦労様でした。
纐纈厚(2018.2.5.記)